皇后盃 第35回全国女子駅伝に我思うこと
今日は、全国女子駅伝が開催されました。
残念ながら大雪の中で開催されて、参加されたランナーにとっては過酷な環境で闘われたので、本当にお疲れ様でした。
しかし、そのレースの開催にあっては賛否両論がありました。
今日は、その皆様の意見を見ながら、僕なりの感想を話したいと思います。
今日のレースは、とんでもない雪の中の駅伝だったので、その映像の衝撃さに溜飲が下がった人も多かったと思います。
このレースでの意見が、「こんな雪の中で走らせるのは拷問だ」という話も多かったのですが、では、どうすれば良かったのかを論じている人がいなかったのも特徴的でした。ただ単に可哀想っていう気持ちでそれを述べるなら、それは暴論だって思いました。
駅伝やマラソンというのは、実際多くの人の迷惑になるスポーツです。大きなレースであればあるほど、たくさんの支援者や交通規制をする行政官庁を巻き込む訳で、おいそれと延期ができるスポーツではないのです。その辺が分かっている人が少ない。
なので、僕自身もツイッターでこう論じました。
そして、延期するべきだと言う人に限って、延期した結果、自分が車動かしてる時に道路が通行止めになったらブチ切れる人なんだろうなと思う。ランナーになったら雨でも雪でも雷でも走ることは誰もが知っている。だからレジャーレースでも雨天荒天決行なんだよ。#全国女子駅伝
— イグニス@1/22千葉マリンマラソン (@algernonroom) January 15, 2017
そういうこともあり、延期ができないのに、辞めればよかったというのは暴論なんですよね。
走らせることが拷問だっていうけど、そういう環境でも走りたいと思う人がいるから成り立つわけで、走りたくないと思えば、その人は参加しないで、補欠が繰り上がるだけの話。悪環境であればあるほど、それをチャンスと思うのがアスリートなんですよね。
良い環境だけで走りたいと思うのなら、それを生業にしない訳で、選り好みができないのも、外で行われるスポーツの厳しい処だったりします。
そういう意味では、台風の影響で中止になった第26回出雲駅伝も賛否両論ありました。参加者から見たら、何とか開催したいって思いがあったからです。
それはお金とか主催者側のエゴではなくて、そこに向かって数千km練習してきたランナー達の気持ちがある訳で、その気持ちも無い人が、マラソン・駅伝というマゾヒストの集約のようなレースに一生を使うことはないんですよね。
なので、悪天候でも何とかしたいと思うボランティアも多い訳で、僕は批判するよりも、参加したすべてのランナー、そして開催にこぎつけた数千人のボランティアの人たちをほめたたえるべきだと思っています。
多分走ってた全ての人が思う気持ちはこれだよ。
— イグニス@1/22千葉マリンマラソン (@algernonroom) January 15, 2017
「悪天候の中、応援してくれてありがとう」
だから僕らは同情するのではなく、応援するべきなんだ。
掛けるべき言葉は
「お疲れ様でした。頑張ったね」
でいいんだよ。#全国女子駅伝
批判では何も生まれない。本質を考えよう。
とは言っても、賛否両論も受け止めたいので、アンケートも取りたいと思います。
ランナーの皆様の意見を聞かせてください。
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